平成22年2月19日

 20代の終わりの頃だったと思いますが、高校時代に同じ道場で一緒に稽古した友人が、車を運転して会社から自宅へ帰る途中、過労運転で交通事故を起こしました。

時間は深夜で、信号待ちで停車していたトラックに、自分の車で追突したのです。結果的に怪我人は無く、その点は幸いでした。

過労が続くと、不意に集中力や意識が途切れる事がありますので、皆さんも、車の運転や機械の操作には十分にご注意ください。

さて。その友人によると、ハッと気づいた時には目の前にトラックが迫っていて、ブレーキを踏んだものの間に合わず、追突の瞬間、ともかく必死で、両腕を伸ばしてハンドルをぐっと押さえ、衝撃に耐えたそうです。

追突した後、車から降りて状況を確認すると、トラックは何とも無く、自分の車は前方がクシャクシャに潰れていたそうです。一般的に言って、トラックのシャーシーとバンパーは鋼鉄製で、戦車の様に頑丈です。一方、乗用車は潰れる事で衝撃を吸収し、乗員を守る構造になっています。

友人は、自分で警察に連絡し、警察と救急の到着を待ったそうです。

救急が到着したので、友人は自分で出迎え、状況を説明しようとしたところ、救急隊員の方は車の状況を見、「ドライバーはどこですか!!」と臨戦態勢だったそうです。

そして、友人が「ああ、私です」と落ち着いて言うと、救急隊員の方は「ええ!?何ともありませんか??」という感じで、たいへん驚かれたそうです。

乗用車が潰れる様に出来ているとは言え、彼の事故の時くらい車がクシャクシャになっていると、通常、ドライバーは自分では歩けないくらいのダメージを負うと言う事です。友人は、「体を鍛えるってのは凄い事だね」と言っていました。

私も、体を鍛えるという事は素晴らしい事だと思います。がんばりましょう。

とは言え、どんなに鍛えても無茶は禁物です。自己管理を心がけ、早寝、早起きを習慣にし、たまには休暇を取って、疲れを取りましょう。また、事故や災害には十分にお気をつけください。

さて。友人は怪我も無く、そのまま社会生活を継続する事が出来ました。が、事故で身を守った際に、いわゆる「火事場の馬鹿力」の類の力を使い、かなり体力を消耗した模様で、友人はそれからしばらくの間、何やら疲れがとれず、調子が悪かったという事です。

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